当店で扱っているバルーンはすべてふくらましていない状態での販売のため、お客様ご自身でふくらましていただく必要があります。
これらのバルーンは、ゴム風船と違って丁寧に扱えばビーチボールと同じように何度でもふくらましたりしぼませたりできる優れものです。
また、当店で購入したバルーンだけでなく、テーマパークやライブ会場、100円ショップなどで購入したバルーンでも基本的に同じ方法で空気を抜いたり再利用することが可能です。
このページではバルーンのふくらまし方としぼませ方、注意事項、保管方法について解説しています。
空気でふくらませる場合
バルーンの下部(横の場合もあります)に注入口がありますので、そこに付属のストローを差し込んで息を吹き込むことで簡単にふくらませることができます。
浮き輪やビーチボール専用のポンプでもOK。ただし自転車用空気入れは破裂の原因となるため不向きです。
ふくらました後はストローを抜くと自動的に弁が閉じるため、結んだりテープ等で塞ぐ必要はありません。この弁はデリケートですので、ストローが入りにくい場合は無理に押し込まず、吹き込みながらゆっくり差し込んでください。
この動画はバルーンのふくらまし方としぼませ方を映像でわかりやすく解説しています。
ヘリウムでふくらませる場合
空気の場合と要領は同じですが、加圧されているため破裂にお気をつけください。特に、大型のボンベを使用される場合はレギュレーターで0.1MPa以下に調整してゆっくりとふくらませてください。
ヘリウムでふくらませるとしぼむのが早いですが穴が開いているわけではありません。Anagram社製のバルーンは比較的ヘリウムが抜けにくいです。
当店では安価で高品質なユープラス株式会社様のヘリウムガスをおすすめしております。
ヘリウムでふくらましたバルーンは電線に接触すると事故の原因になりますので、絶対に外に飛ばさないようにしてください。
しぼませ方
注入口にストローを深く差し込むと弁が開きますので、手でゆっくりと押すことで空気を抜くことができます。完全に空気を抜ききりたい場合は口や掃除機で吸い込むと、購入時のように厚みを出さずにきれいにたたむことができます。
ストローの長さが足りない場合はストロー2本をセロテープ等で繋いで延長してください。
もし手元にストローがない場合は、パンフレットなどの紙をストローのように丸めて注入口に差し込むと空気を抜くことができます。テーマパークやライブ会場でもらったバルーンをたたんで持ち帰りたい場合は是非お試しください。
空気の抜き方はふくらまし方の動画でも最後のほうでも解説されてます。
温度変化による破裂に注意
フォイルバルーンやフィルムバルーンはゴム風船と違って伸び縮みしないため、中の空気やガスが膨張すると圧力が上がって破裂してしまいます。そのため、ふくらませる際はパンパンにせず少しゆるめにしておくのがコツです。
特に夏場と冬場は昼夜の温度差や空調による温度変化で膨張と収縮を繰り返すため、破裂を防ぐには気温が高い時にふくらませたり、膨張してきたら少し空気を抜いて張り具合を調節することをおすすめします。
保管方法
保管する場合は空気を完全に抜いてきれいにたたみ、ファイル等に閉じて冷暗所に保管してください。経験上、誕生日や季節のバルーンは3シーズンほど持ち越して使えることが多いです。